はじめに押さえておきたい!革靴の基本の型

メンズ革靴 一覧

「革靴」と一言で言っても、多種多様のデザインや色、ブランド、メーカーがあります。
たくさんある中から自分に似合うのを選んでよ、と思ってもそれは選ぶ側からしたら難題です。

まずは、革靴の基本の型くらいは押さえておきましょう!

これから13の基本の型をご紹介します。
その中で、自分の好みの型を見つけて3つくらい絞っておくと、革靴を選ぶときに買う側も似合う革靴を探す側も楽になるでしょう。

個人的に、13の型を大きく3つに分けましたので、その3つのカテゴリーごとに分かりやすく説明していきます。

Category1:紐のある革靴(革+紐(の組み合わせ)

靴ひもは、シューレースと呼ばれています。探すときに「レースタイプ」と言ってもよいでしょう。

1-1 ストレートチップ(Straight chip shoes)

Straightchipshoes ストレートチップ 革靴

つま先部分(トゥ)に横一文字に切り替えた伝統的で、フォーマル度の高いスタイル。
別名「キャップ・トゥ」と言われる、革靴の王道。
その由来は、アッパーに芯跡が浮き出てしまうのを防ぐために、それを覆うように革をかぶせたデザイン、とされている。

ストレートチップの中でも、
・穴飾り(メダリオン)が一切ないもの
・穴飾りが施されているもの
がある。

<メダリオンなし>
Straightchipshoes ストレートチップ 革靴

<メダリオンあり>
Straightchipshoes ストレートチップ 革靴 メダリオン
 

1-2 Uチップ、Vチップ

Uチップ 革靴 メンズ

モカステッチにより、U字型もしくはV字型にアッパーを縫い合わせたデザインの革靴。
縫い方の形状で、UかVか分かれる。(上の写真はUチップ)
元々はカジュアル向きの靴で、フランクな雰囲気でカジュアルファッションと相性がよい。
最近では、ビジネスで履くことも許容されている。

<Uチップ(セメント製法)>
Uチップ 革靴 外羽根

<Uチップ(グッドイヤーウェルト製法)>
スコッチグレイン Uチップ 革靴 メンズ
 

1-3 ウィングチップ(Wing tip)

Wingchipshoes ウィングチップ 革靴 メンズ

トゥ部分の切り替えが翼を広げたようなW字型をしているデザインの革靴。
トゥ部分に穴飾りをあしらったものが多く、華やかなカジュアル感を演出する。
カントリー(自然豊かな田舎)でハンティングを楽しむ上級階級層が履いていたため、カジュアルな印象が強い。
穴飾りは、もともとはぬかるみなどを歩くので、水はけをよくするめにつけられたもの。

trickers ウィングチップ 革靴 メンズ

ウィングチップ 革靴 メンズ
 

1-4 プレーントゥ

プレーントゥ Vフロント 革靴 メンズ

外羽根(ダービー)のプレーントゥ・ダービー、外羽根の形状をV字型に切り替えたスタイルのプレーントゥ・Vフロント、内羽根のプレーントゥなどがある。
いずれも甲部が広く取られていて、甲高の男性にも調節しやすく人気。
オンオフ問わず幅広く履ける革靴。

<プレーントゥ・ダービー>
プレーントゥ・ダービー 革靴

<プレーントゥ・Vフロント>
ジョルジオ アルマーニ 革靴

<内羽根プレーントゥ>
プレーントゥ内羽根 革靴

1-5 ホールカット

ホールカット 革靴 メンズ

一枚革を贅沢に使い、アッパーを包み込むように仕上げられたスタイルの革靴。
ヒール部分以外に継ぎ目を作らないので、美しく吊り込むには職人の高い技術力が必要。
ドレッシーな足元を印象づける。

<ホールカット(一般的なシンプルなスタイル)>
ホールカット 革靴 メンズ

<ホールカット(メダリオン)>
ホールカット メダリオン 革靴 メンズ

1-6 サドルシューズ

サドルシューズ リーガル

馬の鞍(くら)を意味する「サドル」のような形の革があしらわれた革靴。
コンビ仕立てにされることも多く、組み合わせ次第でバリエーションも豊富。

1-7 チャッカブーツ(Chukka boots)

チャッカブーツ 革靴 メンズ

ポロ競技用に開発されたという由来をもつ革靴。軍靴としても使用された。
くるぶし丈の外羽根ブーツで、2~3組の鳩目(アイレット)を持つものを言う。
様々なファッションに合わせやすく、アイビーファッションからモッズまで、汎用性が高い。
礼を失しない私服を着ていく時や、フォーマルな服装をカジュアルダウンする時に便利。

チャッカブーツ 革靴 メンズ

<チャッカブーツ(スエード)>
チャッカブーツ 革靴 メンズ

Category2:バックルやストラップのある革靴(革+金属の組み合わせ)

ベルトのようなワンポイントがあります。

2-1 モンクストラップ

モンクストラップ 革靴 メンズ

靴紐がなく、バックル留めのストラップデザインが特徴の革靴。
アルプスの修道士が履いていたことで「モンク」という名前がついたとか。
靴ひもよりもくだけた印象があるが、アクセントを効かすのにおすすめ。
スマートな印象を演出してくれ、ビジネスでもカジュアルでも履きこなせる人気のスタイル。

<モンクストラップ(スエード生地)>
モンクストラップ 革靴 スエード

<ダブルモンク>
ダブルモンク 革靴 メンズ

2-2 ジョッパーブーツ(jodhpur boots)

ジョッパーブーツ ジョンロブ

乗馬用の靴が起源のブーツで、足首へ巻き付くようにストラップが施されているブーツ。
踝あたりまで高さがあり、英国クラシックを漂わせるブーツとして注目を集めている。
ファッションとしては1930年代頃に登場し、「ジョドパーブーツ」と発音されることも。

Category3:革のみor一部他の素材を使用している革靴(革+ゴム・シルクなどの組み合わせ)
3-1 ローファー(革のみ)

ローファー 革靴 メンズ

「ローファー」=怠け者の意味を持つ、靴ひもを結ぶ必要のない脱ぎ履きが楽なスリッポン。
U字のモカステッチが特徴で、アメリカンカジュアルのスタンダードアイテムになっているが、最初に流行したのは1920年代の英国。
今や、高校生が男女問わず学生服に合わせる靴にもなっているが、本革を履いている学生は少ない。
大人のメンズなら、カジュアルに着こなしたファッションスタイルに合わせたい一足。

<リボンヴァンプ>
リボンヴァンプ ローファー 革靴 メンズ

3-2 サイドエラスティック(アッパーにゴム)

サイドエラスティック 革靴 メンズ

アッパーの両サイドにエラスティック(ゴム)をあしらったスリッポンの一種である革靴。
ビスポークシューズでも定番人気。
ゴム部を隠すように革帯が並べられたデザインが一般的で、優雅な趣を演出してくれる。

サイドエラスティック 革靴 メンズ

3-3 サイドゴアブーツ(サイドにゴム)

サイドゴアブーツ 革靴 メンズ

着脱を簡単にするために側面部(サイド)にゴム繊維など伸縮性の高い素材を使用しているブーツ。
1960年代にビートルズが履いていたことで大流行し、「チェルシーブーツ」とも呼ばれた。
坂本龍馬がこのブーツを履いていたという話もある。

チェルシーブーツ ビートルズ

サイドゴアシューズ 革靴 メンズ

  

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